戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

植物観察会?

今日は新緑の戸隠森林植物園で、植物観察会が開かれました。
ミズバショウの花はだいぶ大きくなって、見頃をすぎた様子でしたが、
キクザキイチゲやスミレの仲間など、たくさんの種類を見ることができました。


しかし、今回の目玉は何といっても「鳥」でした。
森林植物園はこの時期、繁殖期をむかえた鳥たちの活動が活発で、
種類も豊富で観察にもってこいなことで有名です。

多くのバードウォッチャーにまぎれて、人々が見ている先をさがすと、
黄色いキビタキ(5月11日のブログ参照)やアオジ、青いコルリ、小さなヒガラにエナガゴジュウカラに…
とたくさんの鳥たちを見ることができました。
キビタキにいたっては目の前に次々にやってくるので、見あきるほど^^;


バードウォッチング初心者も大満足で会を終え、
博物館に戻ってきて、ふと気付くと、
観察会の写真をほとんど撮っていませんでした!

唯一撮ったのは道の真ん中で懸命に穴を掘っていたツチハンミョウだけ!

卵でも産むつもりなのでしょうか?
何をするつもりかはナゾですが、
なんせ触ってはいけない有毒昆虫なので、そっとしておきました。


おまけ写真…

今年も花壇に植える予定の、いろいろな豆の仲間が、プランターでどんどん芽生えています。
豆の芽生えは、豆そのものが持ち上がってふた葉になるので、
ダイナミックで個人的には好きです^^