戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

遠来のお客さま

今日は、一日よいお天気でした。(≧∇≦)b

市街地から戸隠までの道の雪もすっかり消え、

人も動き始めたようです。



今日は、横浜からの来館者がお見えになりました。

友人に紹介され、わざわざここまで来たとのこと…



そうですか! そこまでされるのでしたらご案内しましょう!

1時から4時過ぎまで、じっくり解説させていただきました。

せっかくですので、当館の感想を書いていただきました。



「展示を見るだけでなく、説明を受け、考えながら

 生き物や土地の成り立ちを知ることができ、

 歴史と未来を想像する大切さを思い直しました。

 ありがとうございました! N

 ・大麻の校章が面白かったです。」 とのことでした。



 …ってことで、今日は学校資料室に残る校旗を紹介



●戸隠地区は、戦前は大麻の栽培が盛んなところでした。

 その繊維で麻糸をつくり、付加価値をつけて収入にしていました。

 麻のようにスクスクと大きくなってほしい、との願いも込めて、

 学校の校章に麻の葉が選ばれたのです。

 麻の裏作として栽培されていたのがソバです。

 名産の戸隠蕎麦は、麻の栽培があってこそのものでした。