戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

実は謎・・・

本日は堆肥積みをしました。
再来年用の堆肥です。


作業中 写真なぞ撮っている余裕もなく^^;


しかしそこで大いなる謎が!


堆肥積みの材料の一つ
しいたけの廃おがにカブトムシの幼虫やサナギがいたのです!

(蛹室を破壊してしまったので回収して人工的に蛹室を作成)


なにがなぞなんだ
当たり前じゃないか
って声も聞こえそうですが


ところがどっこい


この廃おがを運んできたのはこの春
つまりまだカブトムシの繁殖シーズンを迎えていないはずなのです


しかもその場所は
かつて保育園の園庭で
少し掘ると石ころが敷き詰められているようなところ・・・
とてもカブトムシが卵を産みにくるとは思えないのです。


いったいどこから来たのやら・・・


廃オガが一度どこかに積まれていて
そこにカブトムシは卵を産み、孵化成長・・・
幼虫ごと運ばれてきたのだとすると・・・
これはこれで大問題!
某イベントの根底を揺るがしかねません


今はただ
廃おがを積んであったところに
去年も堆肥かなにかがあって
そこで育った戸隠のカブトムシなのを
願うばかりです。



(とりあえずAおじさんに昨年の様子を聞いてみよう・・・)