突然ですが、クマ棚ってご存知ですか?
クマが入っている戸棚ではありませんよ^^
クマの秋のごちそう、ドングリやブナの実を食べるときに、
木に登って枝を折って口元に運びます。
その折った枝が木の上に残るのですが、
葉っぱが付いたままなので、
他の葉っぱが落葉すると、折られた枝が目立って
木の上に棚があるように見えるというものです。
こんな大きなクマ棚がどこで発見されたかというと、
博物館から少し下った集落の中なんです。
メイン道路からほんの20mほどの距離。
今年は森の実りが少ないので、
集落に餌を求めて出没しているというニュースが聞かれますが、
身近にいたことが証明されてしまいました^^;
今はどこにいるかはわかりませんが、
幹に残されたするどい爪痕を見ても、
ばったり会いたくはないな、と思います。