戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

春になりつつありますが…

2月の最終日 気持ちのいい晴れとなりました 

明日からは3月 弥生ですね

弥生は、植物の芽吹きがますます盛んになることが語源だとか…

標高750mの当地でも、雪解けがすすみます。

いよいよ春 杉の花粉も飛び始めました (つд⊂)


さて、春になると疼くのは、植物だけではありません。

「モノ」をつくりたくなる衝動です。



この冬、側溝に落ち、痛い目をみた某職員…

これまでにも、何度かお客様も落ちています。

危険防止のために、側溝のフタを作り始めました。



水に強い、といわれるカラマツ材の板を切り、蓋をつくるという、

壮大なようで、とてもちっちゃなプロジェクトの始まり。

野外で、電ノコを使える時期になりました。


春だなぁ…


そうした作業の中、壮大な夢をもつTさんがやってきました。

この館にふらりとやってきて、不思議な縁で出会った方です。

その夢は、世界でも一流の写真家になり、

かの国の花の都にあるという殿堂に行くんだ、というもの…

ヽ〔゚Д゚〕丿スゴイ なぁ…



でも、その目の輝きが眩しい…

未来に向けて、大きく羽ばたいてほしいものです。

その実現に向けて大きな一歩を踏み出した若者 

彼なら実現できるのでは、と思います。

その野望の実現に、私たちも少しでも協力できれば…と願っています。