戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

吉兆か凶兆か

昨日、会議で川中島へ出かけました。
虹がでている!との情報で、カメラを向けました。
へんな虹で、雲に写っているように見え、
初めてみる「虹」でした。


その時は、これが「彩雲?」ではないかと思いました。
(大昔の艦上偵察機の名前を思い出し、
ちょっとはしゃいでしまいました… 反省



その後、お日様を見上げてみると、これもへんな感じです。
笠をかぶっているのですが、それがクロスしています。
「なんだこりゃ?」と思い、これも画像を撮影!


太陽を貫くわっか。



調べてみると、大きな虹(環水平アーク)よりも珍しい

幻日環
という現象だとわかりました。



太陽の光が、上空の氷の粒に反射しておきる現象だそうです。


ダイヤモンドリングのようで、こちらもきれい^^


でも、昔の人は「太陽を貫く」ということから、
国に災いが起きる前兆じゃないかと考えたそうです。



昔の凶兆も、今は吉兆?

珍しいものが見られて、何か得した気分です。