豆をテーマにした企画展
「あなたの知らない豆の世界」が来週土曜日から始まります。
あと1週間の準備期間。焦ります^^;
ボランティアさんたちの協力もあって、
いろいろな種類の豆が集まっています。
他にも、木材として使われるマメの仲間(紫檀や鉄刀木)、
調味料や漢方薬になるマメ、
さらには のりに、染料に、と大活躍のマメの仲間を
ご紹介したいと思います。
今日は身近なマメの仲間 クズ について少々。
つるで伸びて藪をつくるので、最近は厄介者扱いですが、
じつは、花を愛でる「秋の七草」の一種でもあります。
さらに高級でんぷん、葛粉の原料はこのクズのいも(地下茎)。
葛餅など和菓子に加工されたり、葛根湯にも使われます。
これは豆展で紹介したい!と
いもほりにチャレンジしてみることにしました。
職員の協力で、大きな株を発見。
根本は男性の腕の太さぐらいあります。驚きです。
分類上は木ではなく草のはずなのですが、
茎の断面には年輪らしきものもできていました。
シャベル片手に掘り進めたのですが、ササの根が絡んでいることもあり、
いもまでたどりつくことができませんでした。
無念です・・・
でんぷんをとるなら葉が落ちた、冬の時期がいいそうなので、
掘りやすそうな場所を選んで、またチャレンジしたいです。
そしてでんぷんをとりだして、手作り葛餅を食べてみたい。
葛粉を製造しているとある会社のHPをみると、
60キロにもなるいもの写真がありました。
過去には最大200キロを超えるものもあったそうです。
クズの世界、奥が深いです。
こんな驚き、発見を、企画展でご紹介できたらと思います。