戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

実りの秋

先日、兄弟館の鬼無里ふるさと資料館の受付で、

トチノキを見せてもらいました。

 

普通より大きな実です。

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実の割れ目からみると、中には2個の種が入っていました。

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資料館の近くで採取したそうですが、なかなか珍しいものではないか?

とのお話です。

 

へぇー いろんなものがあるのだねえ

 

調べていただくと、6個の胚珠ができ、

それが普通は一個だけが大きくなるそうです。

 

時折、2個残る場合もあるとのこと…

 

そういえば、ソバの花もおわりつつあり、実がなり始めています。

 

その時の雲、

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「天高く、馬肥ゆる秋!」

 

空をかける馬のような雲でした。

 

ラグビー日本代表の快挙を祝うような感じでした