雨に降られず、おかげさまで予定通り観察会が開催できました。
よかったです^^
今日はいつも来てくださっている植物の専門家の若者(Y澤さん)以外にも、
高校生がお二人参加してくださり、
ぐっと平均年齢が下がった観察会になりました。
象山カシワはやはり迫力ありました。
頑張って生きているね~ と皆さんから称賛の声があがります。
ちゃんと実(どんぐり)もつけていました。
枝が低い別の木のものですが、
大きくなりはじめたカシワのどんぐりが間近で見えました。
それを覆う殻斗(かくと)、
つまりコナラやミズナラのどんぐりの帽子にあたる部分ですが、
カシワの場合は大きくて鱗片が飛び出ています。
これがもっと針状になって、中のどんぐりを
完全に覆ってしまうのが、クリ です。
(中身が1個ずつでなく、3個入るという違いもありますが)
同じブナ科の仲間の特徴です。
象山カシワからは松代の町の一角がよく見えました。
地元だという高校生が、解説をしてくれました。
ありがとうございます!
山頂では、ハギの仲間以外にも
乾いた草地の植物、カセンソウがきれいでした。
乾いた場所に咲くのに「河川草」は変、と言われ
調べてみたら「歌仙草」でした。
しかし、その由来はわからないそうです。残念。
ただ、植物に詳しいY澤さんが、
「初めて見ました・・・」
とつぶやいてくれたのがうれしかったです^^
標本づくりも目的のはずの観察会ですが、
最近では彼にまかせっぱなしです。
(駐車場近くの河川敷で大型植物を採集中)
いつもありがとうございます!
来月が今年度の、最後の観察会になりました。
10月26日(土)、地附山トレッキングコースです。
こちらも魅力的な山です。ぜひご参加ください。