戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

年度初めのご挨拶

4月1日です。

エイプリルになりました。

 

2020年度の当初の日、

入社式や入学式など、行われる晴れやかな日のはずなのですが、

世界的に暗いニュースが流れています。

 

お天気も雨模様!

 

こんな時は、原点に戻りましょう!

 

この博物館は、戸隠山から見つかるホタテガイなどの化石が原点!

 

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江戸時代の文献にも「戸隠山」「荒倉山」の化石産出の記録が残ります。

 

化石から始まる、自然と人の交流の歴史!

 

薬として使われたり、真田家のお殿様も欲しがったりした記録もあります。

たくさん見つかる貝の化石、

ニワトリの餌としても使われました!

なんという贅沢な話でしょう! 

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夜明けを告げる戸隠鶏、実は化石を餌に育ちました!

なんてキャッチコピーを考えてしまいます(^O^)/

 

今年度も、いろいろとありそうですが、

こうした自然の中の秘密を紹介し、

 

歴史的にモノを見る! つなげて考える! 本質を見る!

ことをみなさんと考えていきたいです。

 

寒さをものともせず、先日の大雪の中、勇敢にあるく、わが館の館長!

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「人間たちよ、強く生きよ!」

 

 

「乗り越えられぬ試練などない!」

 

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って館長、まだ3歳にもなってないじゃないの…

 

「柴犬は、日本産のイヌで永遠に不滅じゃ、人間ごときに負けはせぬ…」

 

今日も秘書が、餌あげてるんですけど…

 

館長の年度当初のご挨拶がわりです。

 

今年度も、この山奥の博物館が何をするのか、していくのか、

 

お楽しみに!

 

このブログも、ごひいきのほどよろしくお願い申し上げます。