戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

花盛り!

5月も中旬! 今日は良いお天気になりました。

 

その分、今朝の気温は7℃まで冷え込み… 肌寒い朝でした…  

 

今日は、長袖で上着を着ていても、館内でじっとしていると寒いです。

 

時々陽射しを浴びにいく生活… まるで、爬虫類のようです。

 

これを「ウミイグアナ生活」と最近、命名しました! (^_-)-☆

 

 

「ウミイグアナ生活」での楽しみは、外へ出た際に、

いろいろな花たちが咲くのを見ること!

凍える寒さ(ちょっと盛りすぎか? orz)から、

癒されてホッ!とします。

 

 

ひょうたん池のまわりで咲く、ジュウニヒトエ(シソ科)

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調べてみたら、これはセイヨウジュウニヒトエ! 外来種か!

 

 

花壇でさくオダマキ!(キンポウゲ科

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漢字で書くと「苧環

 

これは機織りでつかう糸玉の名前だとのこと…

 

やはり、北アメリカ原産の外来種のよう…(+_+)  おまえもかっ!

 

 

 

アカマツも、雄花がたくさん咲き始めました!

 

こいつらは、間違いなく国産ですね…

 

黄色の花粉が、たくさん飛び出しそう! げげっ!

 

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館の入り口では、ツツジがきれいに満開です。

 

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本来なら、多くのお客様の目を楽しませたはずなのに…

 

君たちは国産だと思うけど、種類がおおくてよくわからない… (*_*;

 

 

 

 

 

オオデマリ?も成長中!  このあともっと白くなります! 

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お前はどこからきたのじゃ?

 

国産説、中国からの渡来説など諸説あるようです。

 

ふと、その背後には初夏の青い空が広がっていました!

 

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飛行機雲も見えました!

 

コロナ禍による移動自粛で航空界は大変だそうですが、

それだけでなく、博物館界も大変です。

 

今日は緊急事態宣言の解除が多くの地域で検討されているようですが、

コロナウイルスがいなくなったわけではないので、

今後の回復過程の方が大変かもしれません。

 

戸隠の山奥?でも、これだけ外来種に囲まれて生きているのですから…

 

もともと、日本人だって外来種ですよね、

渡ってきたのは数万年前のことなのですから… ( 一一)