戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

不思議 不思議…

今日は、またまた節足動物シリーズです。

 

春から現れていた、赤いダニたち

 

以前もご紹介した、「タカラダニ」

 

なかなか気味の悪い存在で、気になります。

 

今日は、晴れたせいか、なかなかの大群で御出現…

 

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この日のために用意していた
4月に撮影した画像と比べてみると…約1か月で、成長しているのが見えました!

 

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日時計の溝と比べると、確かに大型化…

(もちろん、同一個体ではありません…という条件付きですが)

 

やっぱり脱皮しておおきくなるのかなあ?

 

不思議な事だらけです。

 

 

 

 

そして、クワの若い葉に集まっていた、虫たち

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なぜに、こんなに群れている????

 

「ハムシ」の仲間か? と思ったら、カメムシの幼虫とのこと。

 

初夏だから?

 

ちょっと気持ち悪い…

 

不思議です。

 

 

 

 

 

3つ目は、現在整理中の明治の教科書「小学 新理科 巻三」

 

明治34年(1901)発行です。

 

木版刷り、和綴じ本、その中の挿絵が笑えます。

 

 

 

なんじゃ!こりゃ!

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磁石の説明なのですが、よく見ると、

「蛇」「蛙」「ナメクジ」が描かれています。

 

 

週刊少年〇ャンプの人気忍者マンガ「NA●UTO」か?

 

調べてみると、当時、そういう実験道具があったらしい、と判明!!!!

 

不思議だなあ 人間も自然も、

 

なかなかの驚きの多い、一日でした。