戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

熱中症対策…

梅雨は明けませんが、蒸し暑い天気になってきました。

 

マスクをして勤務していると、この戸隠でさえ苦しい時が…

 

博物館は、標高750m…

(考えてみれば、スカイツリーや高尾山よりも高い場所です)

空気が薄いのでしょうか… (@_@;)

 

蒸し暑いとそんなことまで、頭の中に浮かびます。

そこで、天気の合間をみつけ、熱中症対策に乗り出しました。

 

ここ2~3年行っている対策なのですが、

自粛ムードや梅雨が明けきらないこともあり、忘れていました。

 

当館の人気の「化石を探そう!コーナー」に、日よけのテント張り!

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例年は、2.6m×5.2mの運動会用のテントを張っていましたが、

今年は縮小で、その半分サイズにしてみました。

(台風来襲時には屋根を撤去しないといけないので…大変でした)

 

 

その分、過去に確保していた(拾ってきた…)「すだれ」を用い、

屋根には当面、銀色のシート(ブルーは使いたくなかった…)

 

ここまでくると、屋根には「よしず」もしくは、竹か笹を切り出してきて作るか

これから大きく伸びるオオブタクサで作るか、なんて珍案もちらほら… 

 

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「すだれ」は、涼し気な感じが漂い、昭和の感じが出ています。

 

記憶をたどれば、海の家っぽくもあります。

「かき氷」の看板を掲げたくなります…

「スイカ」「焼きトウモロコシ」を食べたりもしたくなります。

どんどん、妄想が広がってしまいます。

 

 

しかしまぁ、急ごしらえですが、日よけ効果は多大⁉

 

昨年秋に塗った肌色のペンキも味があります…

 

これで、夏の紫外線から、お肌を守ることができます。

 

安心して化石のお土産探しができます。

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いつ、梅雨があけても準備万端!

目指せ、山の資源を使った、自給自足の博物館…

 

って、いったい梅雨明けはいつになることやら…

鹿児島県奄美地方の梅雨明けが、昨日のこと…

今日は土用の丑、平賀源内先生がウナギを食えってコピーを考えた日です。

 

本州では7月中の梅雨明けはない、とのうわさ話も出ています…

 

がんばれ、太平洋高気圧!!!!!!

 

おあとがよろしいようで…