戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

待望の梅雨明けです。

8月1日、関東甲信と東海地方の梅雨明けが発表されました。

 

とうとう、来たか。

 

これまでのムシムシ感は一掃され、午後はさわやかな風がそよぎました。

戸隠らしい夏を迎えることができました。

陽射しも、違いますね。

 

夏休みの最初の土曜日ということもあり、

お客様が多めです…

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駐車場が車でいっぱい…

うれしいかぎりではありますが、

今年は、少々複雑な気持ちがあります…

 

 

ユリの花も咲き始め、クロアゲハが蜜をすう姿もみられます。

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シソ(紫蘇)も夏の太陽の光を浴びて、元気いっぱい!

 

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閑話休題

 

ちょっと前のことですが、

博物館の北方にある、とある史跡に

けものの巣穴がたくさん掘られているという情報を得たので、

行ってみました。

 

キツネかアナグマの掘った穴かなぁ?

穴だらけで、タワーマンション?のようです。

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そこには

白骨化した骨が落ちていました。

 

拾い集めると、

骨盤や左右の大腿骨、仙椎や腰椎、左脛骨・腓骨 等々

 

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はてさて、この骨は何という動物のものでしょう!

 

この課題は、この夏の博物館実習の一環になります。

 

 

楽しみです。