戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

透明標本その後

今朝は寒かったですね

そろそろ冬支度も本格化かな?

 

そのせいか

館の裏でサルが出没!

パンパンという花火や爆竹の音が><

 

でもサルは 少しよけて隠れるだけで

館から見えるところではのんびり^^;

 

とりあえず山までご退去願いました

 

野生動物たちと私たち人とのかかわり方は

大きな課題ですね

 

そんなサルも来る博物館は

平日にもかかわらず

来館者はそれなりにきてびっくり><

 

何が起こっているのだろう?

 

さて

透明標本ですが

なかなか透明化が進まず

まだこんなところで処理中のものがほとんど^^;

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おでんを煮込むやつで瓶を湯煎して温度管理をするという^^;

およそ博物館とは思えないシステム><

右下では仕上中のチビイモリが処理中

 

少し進んだ子たちは

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洗浄後

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画像がちっちゃかった>< 硬骨染色に進みました ほんの一部ですが・・・

 

予定以上に時間がかかっているのは

トリプシンさんが5年ものだからなのでしょうが・・・

なんか腐ってるんちゃう?ってのもいるので

いつまでも続けているわけにもいかなさそう

果たしてうまくできるのか!

 

そうそう 

本日は大学の博物館学の授業で女子大生が来館

かつて当館のキリ番をお友達とゲットした子が来ていました

そのころその子は小学生・・・

年をとるはずだ 

 

近頃ひげをそるたびに思う

ひげがあまり黒くないな~っと