戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

生き物たちは本当ににぎやかに

暑いけど今日は風があって

昨日よりは過ごしやすかった

それにしても梅雨はいつくるのだろう?

水がほしい・・・

 

それでもコツコツパトロール

すると プールの水は風前の灯火ですが

生き物たちはたくさん><

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どこ?

まぁ 画像ではわからないだろうと

印をつけてみた

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オタマジャクシに紛れて ヤゴ(▲印)がたくさん

肉眼で見たときはもう少しいる感じでした

 

そのまま

モリアオガエルの痕跡をさがしていると

なぜかこいつが水面を泳いでいた

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クロナガゴミムシかな

溺れたカエルでも物色していたのだろうか?

 

ひょうたん池では

ぽい声はするけど姿は見えず・・・

でも明日あたりはひょっとして

 

 

館内に戻ると

見なれないハチがいました

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セイヨウミツバチの女王という

〇ー〇ルレンズの検索結果が!

図鑑で確認するとどうもそれらしい

 

1人でこんなところに何しに来たのかな?

とりあえずカエルのエサにはせずおかえりいただき

 

このところ追加された

1F廊下の住人たちを確認すると

 

先日いただいたカイエビさんは

推定年齢2週間をすぎても3びきとも元気そう

どうやら寿命は2週間ではないみたい

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さらに

(撮影テクに不備が;; )

背中の方につぶつぶが!

どうも卵をお持ちのようです 

しかも

3個体中2個体で確認できました

 

実は少し小さいカイエビらしきものもいるので

もう1匹はすでに産卵後?

なんにせよ飼育は順調のようです

 

そして 夏の企画展で飼育展示予定の

クロサンショウウオも順調

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でかい子は他の子の数倍のサイズに><

 

エサは基本ミジンコなのですが

幼生の数が少なくなっている気がします・・・

やられているかな

 

ちなみにイモリの幼生は大きいものでこんな感じで

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2㎝内外で スマートです

 

実は企画展で戸隠の森の生き物を紹介するので

両生類くらいは飼育展示ができるかなと鋭意収集中

森にいないものも若干いるけど

まぁ そこは賑やかしということで^^;