戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

やってみなくちゃわからない

先週の日曜は、展示室からのライブ配信が話題になりました。

もうご覧になりましたか?

長野県公式「NAGANO観光アカデミー」 (go-nagano.net)

 

 という私もまだ見ていないのですが^^;

 

前日からの準備の様子は、ちょっとだけ覗いています。

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ライティングなども思ったより本格的で驚きました。

学芸員がのぞいているモニターはこんな感じ。

 

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奥にはディレクター席も

 

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見慣れた展示室が、すっかりスタジオに変わっていました!!

いや~~~ 驚きです。

 

ネットの配線もしていただいて、無事にライブ配信ができました。

やってみればできるものですね^^;

 

 

今日もボランティアさんと初体験にチャレンジ!

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紙漉きです。

材料や道具がしっかり用意されていて、

丁寧に教えていただいたので、

大小3枚ほど、なんとか漉くことができました。

 

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ボランティアさんは、

漉き終わってから水の雫を落とすという技(落水)

で模様をつけていました。

 

このまま乾けば、きれいな模様になりますね!

なるほどです^^

 

柵地区ではかつて紙漉きが盛んに行われていました。

材料になるコウゾやノリウツギは自生しています。

あとは道具があれば博物館でもできるかも・・・

ともくろんでみたのですが、

実際にやってみると、

色々なこつや微調整が必要なことがよくわかりました。

 

まさしく、

 やってみなくちゃわからない・・・

を体感しました。

 

しかし、一緒に初挑戦をしたボランティアさんは

あっさりこつをつかみ、

私よりもはるかに上手に仕上げていました!

 

これも意外で(ごめんなさい!)、驚きでした。

 

ホントに

 やってみなくちゃわからない・・・・

です^^;

 

 

(おまけ)

 それにしても、なぜ「漉く」という漢字には

 「鹿」の字が使われているのでしょう?

 調べてみなくては・・・