戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

春らしくなってきましたが…

今日、とても暖かくなりました。

 

二宮金次郎君の西側にある百葉箱の中の温度計では、

20℃近くあります。

 

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暖かいわけだ…

 

 

この暖かさで、いろいろな植物が続々と開花します!

 

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校庭のサンシュユ(これは中国名とのこと)も満開…

日本では、ハルコガネバナの別名もあるそうです。

これも味わい深い名前です…

ミズキの仲間とのこと…

 

 

スイセンも咲きだしました…

 

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日当たりのよい場所では、

ヒヤシンス、ムスカリなども咲き始めています。

 

 

 

 

博物館の北側へ廻ってみると、雪もだいぶ融けました…

 

雪の下から、何やら変なものが出現しました。

 

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冬眠しないネズミたちでしょうか?

雪の下のトンネルで暮らしていたのですね。

 

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モフモフしたものもありました…

 

これは、ネコヤナギか?

 

しかし、校舎の排水路沿い、邪魔な場所に生えており、

どんどん増えてしまう恐れがあるので、

思い切って、園芸用のハサミで伐採しました…

 

そうしたら、ネコの祟りか、指を負傷して流血の惨事に…

 

 

 

🐕「未熟者… まだまだ修行ができとらん…」

 

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🐕「ネコヤナギごときに祟られるとは、情けない奴じゃ…」

 

🐕「貴様には、ほこりというものはないのか…

       誇り高き日本犬の末裔を、毎日お世話しているのに… 」

 

こんなテレパスが届きます…

 

「ひぇー 柴犬館長 す・み・ま・せ・ん!…」

 

🐕「もっと修行じゃ… 歩いてモノを良くみんかい…」

 

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これからも、ついてゆきます…

柴犬館長のお供をして、修行してまいります…

 

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今日、お使いにいった鬼無里から見た、戸隠連峰

 

春の霞で、少々ボケ気味…

 

しかし、この麓では、

柴犬館長と秘書との壮絶な修行が繰り広げられているのでした…

 

今日もおあとがよろしいようで…