戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

次は、トガクシソウ…

今朝は昨晩の雨も上がり、視察びより…

 

普段とは、ちょっと違う方向へでかけます…

 

ある目的が…

 

西岳をバックに、歩く柴犬館長…

 

 

伸び始めた麦をバックに…

 

「館長、こっちむいて」といっても、なかなか秘書の要望には応えない、

 

頑固な一面をのぞかせます…

 

🐶「誇り高き、日本犬は秘書ごときの要望など聞かぬ…」

 

てな、感じです…

 

 

ワサビの花も咲き始めています…

 

 

プールには、カモのつがいがのんびりと…

 

 

今日の目的にしていたもの…

 

芽吹きを確認しようと思っていたら、もうつぼみも…

 

 

驚いたことに、もう咲き始めていました…

 

 

田中芳男の探検隊が戸隠山で発見した未知の植物、

 

その後、日本人初の学名命名につながった花…

 

トガクシソウです…

 

うすピンクの花が芽吹きとともに咲きました…

 

これは、早い…

 

その後、今企画展で紹介している牧野先生が、

 

この花にまつわる事件を、随筆に書き残しています…

 

それで有名にも?なったのか?

 

「破門草事件」… 

 

🐶「ヒトは、ドラマをつくらずにはいられないのか…」

 

 

 

そういいつつも、秘書に朝ごはんをねだる柴犬館長!

 

「誇り高き日本犬の末裔なのに… エサをねだるとは、ちょっと…」

 

🐶「未熟者… エサをねだっているのではない…」

 

🐶「お主が仕事を完璧にこなすのを要求しておるだけじゃ…」

 

「それを、ひとはおねだりと言うのです…」

 

そんな言葉が、のどから出かかりましたが、

 

キチンとドッグフードや鳥の胸肉ジャーキーを差し上げる

 

おとなの秘書なのでした…

 

 

今日もおあとがよろしいようで…