戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

よく見て、いろいろ考えよ…

6月も下旬となり、戸隠でも夏の兆しも見えつつあります。

 

柴犬館長との視察時は、とくに面白いものが見つかります…

 

いろいろあって、楽しいものに…

 

ソバの畑が白くなりつつあります…

 

 

🐕「早く実ってくれ… ちょっと香りがきついぞ…」

 

 

🐕「ホントにソバは成長がはやいなぁ…」

 

本来は、麻を刈り取った秋の作物なのですが、ソバの売れ行きもよく、

 

夏ソバも盛んになっております…

 

 

桑の実も熟しつつあります…

 

先日、子どもたちと食べてみましたが、甘酸っぱいもの…

 

この季節、野生動物にとってもおいしい食材…

 

獣が食べれば、当然…

 

こうなります… これも自然のアルゴリズム

 

🐕「これも初夏の風物詩じゃが、ワシの支配下でこの無礼は許さん…」

 

館長には内緒ですが、

館長の今朝のものからも、先日食した夏ミカンの粒々がありますよ…

秘書が、きちんと処理し、気づかないだけなのでは…

 

🐕「悪口はよく聞こえるものじゃ、秘書は黙っておれ…」

 

 

キスゲの仲間も、咲き始めました…

 

 

なぜか、ヒミズの亡骸も発見…

 

アリがたかっておりました…

 

これも、自然のアルゴリズム… 避けられない定め…

 

 

この姿をみた古の人々は、この獣はお日様を見ると死んでしまうと考え

ヒ・ミ・ズ…と名付けたとか…

 

🐕「クンクン、世の定めとはいえ、極楽往生しなさいよ…」

 

 

こちらは、日中、ドウダンツツジの剪定中に職員が見つけたもの…

 

ヒメヤママユ(蛾)の幼虫との見立て…

 

朝の視察時には、柴犬館長はクワガタも発見しております。

 

 

雄雌で仲良く?樹液を吸っているようです… スジクワガタらしいとのこと

 

🐕「ワシには、そう見えるがのう…」って柴犬館長がいっていました…

 

天からもたらされた水分、高くなる気温の影響で、

生き物たちがどんどん成長するこの時期…

 

自然のアルゴリズムは、動きが早くなっているのを感じています。

 

今日もおあとがよろしいようで…