戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

梅雨の晴れ間に見たモノたち…

梅雨なのか、コロナの感染拡大が下火になって解禁になったのか、

それとも、善光寺御開帳の御利益なのか、

このところ団体のお客様が増えています。

 

先週は、毎日のように団体様がご来館…ありがたい…

 

しかし、こんな歌が、なぜか脳裏をよぎります…

 

♬ 今日もコロッケ、明日もコロッケ、

 これじゃ年がら年中コロッケ

 アハハハ アハハハ こりゃ可笑し(おかし)

 

 大正6年のヒットソングとのこと、エノケンさんが歌っていたような…

 

 

🐕「秘書、お前の脳みそは化石のようじゃな…

       アハハハ アハハハ こりゃ可笑し…」

 

年ガラ年中、こんなにお客がくれば、苦労はいらんなぁ…

 

 

 

閑話休題

 

梅雨なのですが、戸隠はあまり雨がつづきません…

 

 

雨が苦手な柴犬館長は、ちょっとご機嫌です。

 

陣場平山がよく見えます。

 

🐕「あの山の向こうは、川中島じゃ… 

   戦国時代、戦に備え、あの山々には砦や山城が多く作られたのじゃ…」

 

館長、あなたはおいくつですか?

 

近所の少年が、ブツの鑑定に来館しました。

 

小学生の頃はよくきていたのに、大きく成長…

 

みせていただくと、秘書の大好きな銭です…

 

柴犬館長からのテレパスが届きます…

🐕「これは、中国の銭… 咸豊(かんぽう)通宝じゃ、清の時代 1851年の鋳造…」

 

館長、すごいですねー

 

🐕「太平天国の乱、第一回ロンドン万国博覧会の年…」

 

🐕「しかも、こいつは10文銭じゃ…」

 

 

確かに、直径が37㎜もあり、裏側の文字が違います。

 

🐕「よきものをみたな、ワシも実は初めて見るのじゃ…」

たずねてきた少年も、正体がわかり、ニコニコ… (^_-)-☆

 

よかった、よかった…

 

 

実は、今日は、わくわく探検の日…

 

雨の心配をしていましたが、晴天… 急に暑くなって大変でした。

 

しかし、いろいろなものを発見することができました…

 

しかも、参加した子どもは、なんとみんな女の子…

 

加えて、元気、元気… 

 

 

アリジゴクを神社の社殿の下で探したり、

 

 

巨大なアリの掘り痕(運び出した土砂)を見つけたり、

 

 

トゲトゲの変な幼虫をみつけたり、(テントウムシの幼虫かなぁ…)

 

ウンモンテントウじゃないか、との見立てもあります。

 

 

ハルゼミの抜け殻を探したり…

大河ドラマ木曽義仲の息子が集めていた、との声が子どもから聞こえます)

 

こんな眺めが、(大人の)疲れた体をいやしてくれました…

 

 

このキャンプ場では、こんな五右衛門風呂につかりながら、眺めを満喫できます。

 

博物館から歩いて1時間ほど… 能舞台もあり、

 

結婚式の前撮りにつかった方もいらっしゃいます…

 

皆さんも、どうぞごひいきに…

 

とにかく、子どもの元気な姿と

 

 厳しい直射日光、柴犬館長のテレパスに振り回された×

 

               いや、夏を感じた一日でございました。

 

 

今日もおあとがよろしいようで…