戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

11月26日… 晴れの日に歌を詠む柴犬館長…

今日は朝から良い天気になりました

 

その分の冷え込みは厳しく-2℃ほど…

 



視察先から戸隠連峰がくっきりと見えます…

 

そのうち、朝日が昇り始め、山が赤く染まり始めました…

 

 

雪と朝日、そして柴犬館長…

 

🐕「戸隠の山にいでし柴いぬ…」

 

どこかで聞いたような…

 

飯縄山を背景に一首…

 

🐕「雪をまとう 凍てつく山のいただきに 柴犬館長 白き雲みゆ」…

 

 

 

 

明日は旧暦だと10月15日 満月です…

 

🐕「明日は、必ず満月をみようぞ…」

 

今日の柴犬館長は、古来の血統種のせいか、どことなく古の歌人の口調…

 

 

 

朝日がきれいに昇り、グラウンドに二人の影がくっきりと…

 

🐕「朝日あび 長き影伸び いたづらに 眺めよきとて スマホでのこす…」

 

今日は、11月26日でいいふろの日らしいですが、

 

柴犬館長の歌心に火がついたようです

 


しかし、そこはやはりイヌ 散歩(視察)から帰るとぐうぐう寝ています

 

 

秘書も百人一首の28番を思い出しました…

 

山里(やまざと)は 冬ぞ寂しさ まさりける

人目(ひとめ)も草も かれぬと思へば  

             源宗于(むねゆき)朝臣 よめる

 

こんないい天気なのに、飛び石連休最終日のせいか、来館者は少な目…

 

11月の最後の日曜日、ちょっと寂しい気持ちになりました…

 

と、こんなことを書いていたら、お客さまがぞろぞろ…

 

これから、地元の方々にお話をします…

 

今日もおあとがよろしいようで…