戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

今日は河原です…

厳しい残暑が続きます

 

長野地方気象台では、今日34.9℃を観測

 

もう9月中旬ですよ、お彼岸もまじか…

 

そんな猛暑の中、博物館わくわく入門「河原の石ころ観察」…

 

戸隠でも、全然涼しくない…

 

 

地層を観察し、秋らしい、植物も観察…

 

その後、裾花川の河原へ降りて、石ころ観察…

 

 

 

飯縄山の溶岩なのでしょうが、捕獲岩を発見…

 

飯縄山の地下には角閃石を含む深成岩がありそうです…

 

🐶「ひょっとしたら上部マントルではなかろうか…」

 

溶岩は、地下からの便り…

 

河原で、シカの骨(おそらく脛骨の近位部)を見つけた彼女…

 

とても興奮していました…

 

🐶「秘書の写真の腕が未熟で、スミマセン…」

 

変顔になってしまいました… 本当にすみません…

 

(本人も保護者の方からも承諾は取りましたが…)

 

 

🐶「秘書が未熟者でごめんなさい…」

 

たまたまシャッターを押した間が悪くて…

 

しかし、猛暑の中楽しんでもらえたようです…

 

 

閑話休題

 

昨日の朝の視察時のこと…

 

ヘビの赤ちゃんを柴犬館長が発見しました…

 

これは珍しい…

 

あの幻のタカチホへビかと一瞬思いました…

 

そのまま見逃すの惜しいので、館長の命を受け、

 

素手で捕獲…(何も準備していなかったので…)

 

猛毒を持つヤマカガシの可能性も頭をよぎりましたが…

 

 

 

何かあったら、柴犬館長の責任ですからね…

 

とおもいつつ、素手で握りしめて自宅へ…

 

詳しい職員に鑑定をお願いしたら、ヒバカリの幼蛇とのこと…

 

これは、これで珍しい…

 

はらはら、ドキドキ、

 

いろいろあるのが戸隠の秋なのでしょう…

 

今日もおあとがよろしいようで…