戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

ライオンの皮

先日お肉をおとしたライオンさん、今日からボランティアさんと皮なめしの作業が始まりました。
細かに皮の内側の肉を落とし、塩漬けにします。水分を抜いていくのです。
そのあと、順になめし用の液に着けて、あぶらを落としつつ、もんで柔らかくしていきます。

写真はライオンの顔の部分。塩がしっかり盛られています。左右に盛り上がっているのは耳の内側の軟骨だそうです。
うまくいけば、現在当館の一番人気、オオカミ(冬毛・写真)に並ぶ大型獣の皮を皆さんに触ってもらえるようになるでしょう。