砂岩の地層の中に時々、ノジュール(団塊)というものが見られる場合があります。炭酸カルシウムなどが集まって硬くなり、できるといわれています。
先日、東京からの親子連れの来館者が当館に持ち込んだのも、そうしたノジュールでした。千葉県で見つけたものとのこと。落として割ってしまったら、中から貝の化石がでてきて、びっくりしたそうです。
「以前に行った戸隠の博物館なら何か教えてもらえそうだ!」とのことで、再び来館されたとの話をうかがい、ちょっぴり感激。気やすく職員に声をかけることのできる、この博物館らしいエピソードでした。