戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

新燃岳の火山灰

先日、職員の友人で鹿児島県霧島市の方から
新燃岳の火山灰を送っていただきました。

さっそく水で洗って、実体顕微鏡で覗いてみました。

灰色の軽石や岩の破片の中に、
長石やカンラン石などの鉱物をみることができました。

雪は天からの便り、と言いますが、
火山灰は地下からの便りで、
火山の地下にあるマグマの様子を教えてくれます。

2月19日に行う学習会
「大地の不思議−火山灰から宝石を探そう−」では、
この火山灰もみんなで調べたいと思います。