戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

カブトムシの会

本日はその2回目を行いました。
1回目は幼虫を堆肥から発掘して
持って飼って育ててもらいました。
2回目は羽化したカブトムシを
生まれた山に帰す会です。


まず、生まれた山がどんなところかを見てもらいました。
山へ入った場所からしばらくはカラマツ林帯で
少し暗く涼しげな森で、
ただセミだけがけたたましく鳴いていました。


しばらくすると広葉樹林帯にかわります。
明るい林の中で少し昆虫を探してもらうと
ミヤマクワガタのメスが見つかりました。


さらにそこからルートを南へとり
ただいま整備中の森へと向かいました。
そこでカブトムシを放してもらうのです。
参加者の多くが名残惜しそうに木にくっつけていました。

うれしそうに大空へ羽ばたいていくカブトムシもいて、
たくさんの卵を産んでねっと願をかけるようにその行方を見つめました。
(オスだったけどね^^;)



そうそう途中で見つけた虫は

アオカタビロオサムシでした。
実は珍しい虫でした。
間違った名前を言いましてごめんなさい。