戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

植物観察会

今日は気持ちいい秋晴れのお天気の中、植物観察会が行われました。
場所は紅葉の名所、荒倉山のトレッキングコースです。
ヤマモミジ、ハウチワカエデ、イタヤカエデ、ウリハダカエデなどの赤や黄色のモミジがきれいでした。

(↑観察会中は写真が撮れず、持ち帰った落ち葉でご勘弁…)
また、モミジらしからぬモミジの仲間、丸い葉のヒトツバカエデ、3つに葉が分かれているメグスリノキも見られて、種類の多さを楽しめました。

他にも、いろいろなとげのある実や風に舞う種を見比べてみたりとじっくり観察できました。


外を歩けば植物以外のものも目に入ってきます。

背中がスマイルマーク!
人面カメムシと勝手に呼んでいますが、正式にはアカスジキンカメムシというカメムシの幼虫です。この姿で冬越しするそうです。

目が肥えたかたがたと歩いているので、他にもいろいろな発見が。

鳥の巣やガのまゆなど、わずかな距離の間に盛りだくさんでした。


この観察会は今年は今月で終了です。
来年も4月から行いますので、よかったらご参加ください。