館に来てびっくり!
けっこう積もってるではありませんか。
でも、そんな日は楽しみもあります。
足跡です。
そうなのです!
雪が降ると動物たちの活動の痕跡が残るのです。
普段じっと観察していないとわからないことが
後からでもわかるってすごく便利です。
さてこの足跡はだれのでしょう?
クルマの下から突然あわられ
建物に向かって真っすぐと続き
戻る足跡は皆無というものです。
そう!答えは簡単ですね。
鳥です。おそらくスズメです。
つまりこんなかんじ?
春も近付いてきた3月の中旬
この時期には湿っぽい上雪が降ります。
今日もしっかりと降りました。
おかげで雪が地面の上をすっかりおおい隠してしまいました。
スズメには
エサとなる植物の実やタネを見つけられません。
「こまったな〜」
途方に暮れていたスズメが周りを見渡すと
車の下に地面がみえました。
「!なにかあるかも!」
スズメは期待を胸に車の下に降りてきます。
「ちゅんちゅん あんまりないなぁ〜」
「ん?あれは!なんだ。」
今度はあまり期待せずに
スズメは雪の上を
ゆっくりとぴょんぴょんと近づいていきます。
「!!!!!!」
「ヒマワリのタネだ!わ〜い!」
無事スズメはご飯にありつけました。
めでたしめでたしってかんじですね。
今回は羽根のあとが残っていませんでしたが
ときどききれいに羽根のあとも残っているんですよ。
雪の季節も終ろうとしていますが
みなさんも雪の上に残していく動物たちのサインから
いろんな物語を妄想してみませんか?