戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

春を探しに

お天気がいいとついついおそとに出たくなります。
特にぽかぽかした今日みたいな日はなおさらです。


ってことで、
春を探しにお出かけしてみました^^;
(といいながら、本当は18日(日)に行われる
            自然観察会の下見です。)


目的地から長野市街地を眺めたら
こんな風に一望できます。

武田信玄もこんな風に眺めたのかな?



長野市の南の方なので雪なんてないだろうと思ったら
大間違い!
けっこうありました。

この崖は地滑りの一番上のところです。
そうここは地滑りのあったところ茶臼山です。



雪はあってもさすがに春は近付いているようです。
時々とまって耳を澄ますと
鳥たちのさえずりがよく聞こえました。
メジロシジュウカラコゲラなどの
小鳥もよくみられました。
みんな忙しそうにエサを探していました。
また、カケスの美しい姿とけたたましい声や
フクロウの声も聞けました。


そしてここでは化石もとれます。
春になると崖から落ちてくるのです。
当日も化石のとれる場所まで行くつもりです!

ちなみに今日はこんなのがありました。
写真の中央の棒状のものが化石です。
サンドパイプといわれる巣穴の化石です。


他にも(通称)茶臼山ダイヤモンドのたくさん入った
岩もたくさん転がっていました。



当日もこんな天気のことを祈りつつ、
下見を終えて帰ってきました。
まだまだ参加者募集中ですので
興味があったら026-252−2228までご連絡くださいね。