戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

秋の気配

9月になりました。
天気がいま一つのこともあり、特に夕方はすっかり秋の気配。
コオロギやキリギリスたちの声をきくとしんみりしてしまい、
夏の暑さが懐かしいほどです。


しかし、もちろん秋には秋の楽しさがありますよね。
今日は、館の庭で見られる「実りの秋」を先取りしてご紹介します^^


ここ何年か進化を続けている「自給自足プロジェクト(仮称!?)」の一貫、
大豆。

猛暑の影響で、一時は成長が危ぶまれましたが、無事にさやが膨らんできました。
今年も年末に味噌を仕込むことができるでしょうか?


こちらは、このブログで何度かご紹介しているゴーヤ。

5cmぐらいの小ぶりの実が3個ほど見られるようになりました。
(私はぱっと見て「森の妖精 モリゾ○」に見えました^^)
結局食べるところまではまだいきませんが、これまでよりも実のなりがよいです。
今年も世代を重ねることができそうで、うれしいですね。


そして、たわわに実ったカリン。

こちらは、小学校時代から植えてあったものですが、今年は豊作のようです。
ちょうど駐車スペースに近いため、お客さまからも「なんの実?」とよく聞かれるほど目立ってきました。
これまで最高は1本の木から190個でしたが、それを超えるかどうか楽しみです。


これからも、それぞれの季節のいいところ、身近な発見を、博物館目線で発信していきたいなと思います。
(もちろん、実際の四季の自然を楽しみに、戸隠へ足を運んでくださいね^^)