戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

クリーニングとボランティア

今日は今年最後のクリーニング教室
あまりの応募者の多さに
午前、午後で2回開催するほどに^^

結局参加者は50人を超えました。
遠くまできていただきまして
ありがとうございます。


今回は信州大学教育学部のカリキュラムに導入された
社会貢献チャレンジを利用して学生ボランティアを
集めた会でもありました。


年度当初は
どのくらいの学生さんがきてくれるか不安でしたが
4名が参加してくれました。


実は
ボランティアといえど
彼らは今日入れて3度ここに足を運んで
もらっています。


研修付きのボランティアなのです。
1度目は 野外や館内で化石を含む地層や大地の生い立ちを学び
2度目は 化石クリーニングの実習
3度目が 今日 ボランティア本番です。


そこまでしてるからこそか、先生の卵だからか
みんな楽しんで参加者と触れ合えていました。

いい笑顔でしょ^^


今日参加した学生さんらの感想は
先生の卵らしい 体験教育の大切さに関するものや
同じ体験作業をする親子の楽しそうな姿
小さい子達の熱心な姿などが印象に残ったようです。



個人的には
はじめはハンマーをろくに振るえないような子が
1時間後には力強く釘を叩いていたのが印象的でした。

子どもの飲み込みの速さ、成長の早さを実感した日でした。


今年度はこれでクリーニング教室はおしましですが
また来年度も計画していますので、興味のある方は
HPなどでチェックをしてみてくださいね。