戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

幼虫

今日、野外観察をされてきた団体のお客さんから、
採れたてのお土産をいただきました。



ナナフシの仲間の幼虫です。


体長1㎝ちょっと。触角も1㎝くらい。産まれたての1齢幼虫のようです。
よく見つけたな〜〜と感心してしまいました^^;


触角が長いことなどから、トビナナフシという種類の仲間かと思われます。


草食性で飼いやすい、というネット情報があり、
試しに飼育してみることにしました。
初めは、写真にも写っているサクラの葉をいれたのですが、
種類によってはブナやミズナラなどのナラの仲間しか食べない、という情報もあったので、
あわててコナラの枝をとってきました。


葉を入れ替えるときに、幼虫がどこにいるのかわからなくなり、ひやひやでした^^;


うまくすればこの後、6回脱皮して、成虫に。
県内では、雌しか存在が知られておらず、1匹でも卵を産んで増えてしまうそうです。


どうなることか・・・


ついでに、なぜか今日はオオゾウムシを2回も見かけたので、
(1度目はじょうろの中、2度目はトイレの中・・・^^;)

ほこりまみれのこをアップします。
けなげに(?)死んだふり中。。。