戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

立春!

昨日は節分  みなさん豆まきしましたか? 


今日からは暦の上では春!

心なしか、日中の日差しも暖かく感じ、

日も長くなってきました。

今朝の冷え込みは厳しかったですが、春を感じます。

そして、今日は満月です!


しかし、お天気は下り坂…



昨晩の月があまりにきれいだったので、

自宅近くにある大頭山(飯縄山の側火山と言われます)を

三笠の山に見立てて、 思わず撮影!



思い出したのが、小倉百人一首

「月見れば 千々に物こそ 悲しけれ 我が身ひとつの 秋にはあらねど…」


大江千里(おおえのちさと)の作ですね。

おや? おおえ せんり という歌手がいたような気も?


でも、なんで月はあんなに明るいのでしょう。

石ころのくせに。しかも真っ黒い玄武岩だというのに、

なぜに太陽の光りをあれほど反射するのでしょうか?

不思議です。

かぐや姫たちが磨くのか?  はたまた、うさぎさんたちが…?



そんな妄想がついつい広がってしまいます。



春だからなのかも…  

「月見れば 千々の物など 思い出す 我が身ひとつの 春にはあらねど…」

                           詠み人知らず

おあとがよろしいようで…