戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

3月3日

今日は桃の節句です^^

 

f:id:Naturalhistory:20220303133313j:plain

館長のいらっしゃる飯縄山の方角から、

 

 🐕 桃の節句にふさわしいものを探すように!

 

というテレパシーを聞いたような気がしたので、

秘書さん不在の中、

陽ざしにさそわれ、ふらふらと外に出てみました。

 

館にモモの木がないので、

一応サクラとウメのようすを見てみると、

 

f:id:Naturalhistory:20220211155404j:plain

サクラはまだまだがっちりガードされているようですが、

 

f:id:Naturalhistory:20220303131529j:plain

ウメのほうは、花芽がだいぶ開き始めていました^^

早い年は3月4日に咲いていますので、

開花もそう遠くないのかもしれません。

 

館長のおかげで、うれしい発見となりました!

 

他に咲きそうな木はないかと探してみましたが・・・

 

f:id:Naturalhistory:20220303131745j:plain

春早く咲く、サンシュユの芽もまだ固そうでした。

(後ろの土手の黄色はフクジュソウ^^)

 

f:id:Naturalhistory:20220303160648j:plain

ドウダンツツジのは、去年の実が開いた跡でした。

 

もしかすると、この辺りで一番早く咲く木の花と言えば・・・

f:id:Naturalhistory:20220303132931j:plain

やはり、スギですかね^^;

 

たっぷりと花芽をつけていました。

まだ開花前のように見えましたが、

館に戻って一番敏感な職員に報告すると、

少し前から反応が出ているとのこと。

すでに戸隠でも花粉が舞っているようです。

 

館長から

 🐕 そんなうっとうしいものを見せるなっ!

 

とお叱りの声が聞こえそうです。。。

 

木はあきらめて、足元を探していると、

桃色の花・・・

f:id:Naturalhistory:20220303133916j:plain

ヒメオドリコソウを発見!!

 

これなら館長も納得してくださるのでは!

と期待してみたものの、

小心者にはよいテレパシ―は聞こえてこず・・・

 

秘書さんに確かめてもらうしかありませんm(__)m