戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

レア物

朝から降っている雪
夕方になってもまだ降っています。


さて
こうした冬の日は標本づくりには最適です。


透明標本も継続中ですが
他にも実は作成中なものが

毛皮です。


しかも


オコジョ です!
(正直言えば生きて出会いたかった><)


ちなみに長野県産ではなく
おとなりの群馬県産。


夏の個体なのでこの色合いです。
職員の冷凍庫に長く眠っていたとか・・・
それを先日処理したのです。

今日なめし終わって、乾燥引き伸ばしに入りました。


お披露目まではもう少しです。
生きたオコジョはなかなか出会えません。
死んでいても本当に貴重です。
ほかの博物館では決してさわれないかもしれないものですが
ここでは間もなくさわれるようになります。


ただし、ポケットサイズなので大事にしまっておきます
さわりたい人は職員にアピールしてね。