戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

観察会

今日は地附山での植物観察会本番。
お天気に恵まれ、春を満喫することができました。
ただ、ご開帳中の善光寺の裏山なので、
集合場所まで渋滞でたどり着けない方もいらっしゃって、
開催場所・時期の選択に反省点が残りました。
申し訳なかったですm(_ _)m


いつもながらゆっくりペースでの観察会。
ショウジョウバカマやシュンランなど春を代表する花が見られました。

(↑地味ですが、見つけるとうれしいシュンラン^^)


初めて見た! というかたが多かったのがカエデの花です。


カエデは種類も多く、目立たない花ながらじっくり見るときれいです。

こちらはウリカエデの花。



植物以外にも、善光寺の奥院とされる神社を参拝したり、
5世紀の前方後円墳があったり、
山頂近くには昭和30年代のロープウェーの駅跡もあって、
公園としてにぎわっていた頃の様子が偲ばれたりと、
本当に盛りだくさんのコースでした。



館に戻ってから、今日から今季オープンの施設が多い、
戸隠神社方面へパンフレットを配りに行きました。


奥社の近くはまだまだこの雪の量。

春から一気に冬に引き戻されました^^;
奥社へご参拝のかたは、長靴があったほうがいいですよ。
参道の雪はかいてありますが、雪どけ水で道が川のようになっていますので。


そして博物館にも、ぜひ足を延ばしてくださいね・・・