戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

むし虫ムシ

秋のようなさわやかな空気に包まれた今日は、
不思議と虫ネタが多い日でした。
(イモムシも出てきますので、苦手なかたはご注意ください^^;)


朝、床にほこりまみれでばたついていたハチを
なんとか逃がそうとしてよく見たら、顔つきが変?

ハチ模様に擬態した、太めのアブでした。
う〜〜ん、見事!!



花壇からは「変わったイモムシがいる!!」という声が。

5㎝以上ある、スズメガの幼虫。むちむちのナイスバディーです。
このイモムシ自体はよく見るのですが、何が職員の心をつかんだかと言うと
その色でした。
普通は茶色なのですが、鮮やかなグリーン!
さすが目のつけどころが違いますね^^



お次は道の真ん中のチョウの集団。

水があるわけでもなさそうなのに、どうしてそんなに集まっているの?
花の蜜を吸うチョウたちなので、何か甘いものがこぼれた跡なのか?
吸えていなかったせいか、長い時間はとどまっていませんでした。


最後に、広報部長が教えてくれたアシナガバチの巣。
つくった場所が問題です・・・

勤労少年の代名詞、金次郎さんが背負う薪にぶら下がっていました!^^;
荷物を増やすとは不届きな!
殺虫剤が手に入ったので、早めに駆除します。。。


虫って、数でも種類でも地球上で一番多くいるといわれる、身近な存在で、
私たちも知らず知らずのうちに、振り回されていることがあるよな、
とふと思いました。