戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

アクアリウム

博物館ではいろんな生き物を飼育していますが
極力ずくなし飼育を追求しています。


そのため
餌は生き餌を極力使わないで済まそうとしています^^;


そして生き餌を好むサンショウウオ
冷凍アカムシでの餌付けに成功しました><

よ〜くみると相当食べてます^^

おなか パツンパツン です!



これでイモリさんたちと同じように手間のかからない
サンショウウオたちとなりました^^



そんな 
ずくなしの水槽の
さまざまなところで
春が訪れています


長野県で唯一保護している魚のシナイモツゴも色気づき

エラのあたりやヒレが黒くなっているイケメンがたくさんです><
(基質:産卵場所になるもの を後日投入してみます)


お隣のモツゴの水槽では

基質なんぞお構いなしに
ガラス面に産卵しているものまで^^;


気が早い・・・


さらに

ホトケドジョウのお腹が随分と膨らんできました
黄色っぽいのは卵・・・のはず

一年度ここまで大きくなるとは感慨深い・・・

こちらは ミズゴケに産卵してもらおうと
すでに投入済み


他にも
タイワンキンギョは2度ほど産卵・孵化しましたが
かえった稚魚はすべて親のお腹に収まりました^^;


回収・育成は大変なので
親に面倒見てもらおうと思ってたのですが・・・


いかんせん・・・出勤日が^^;
するとお腹がすいた親たちは見境がなく・・・


実はこの時期
今日と明日の水槽の様子は違うことが多いです


2Fまでなら入館無料となっておりますので
日々変化する生き物たちの様子を観察しに
博物館にくるのもいかがでしょうか?