戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

春なので…

ゴールデンウィーク2016は、本日が最終日…

大勢のお客さまが来館となりました。

遠方の方も来館され、嬉しい限りです。



今日は、市内のとある高校の科学部の皆さんと地層見学

春真っ盛りのフィールドを楽しみました。

フジの花も咲き始めています。


オドリコソウ、クサノオウなどの在来種も元気に花を咲かせています。

途中でみかけたヒレアザミ…

これが外来種だということを、本日知りました

春なので、花ざかりになっています


アゲハ蝶の仲間も、元気にしていました。


もちろん地層も化石も…

じっくり見て、考えることを楽しみます。

戸隠や長野が海だったこと、

その大地が隆起を続けていること、

そして水の流れが大地を削り、深くなったこと etc.…



その谷間に堆積した砂地の場所をよく見ると

なんと、動物の痕跡が見えます。


イノシシだと思われます。

なぜ、こんなところを掘り返しているのでしょうか?

エサがあるわけでもないのに、なぜでしょう?



春だからなのかな?




一緒にあるいた高校生たちもめちゃくちゃ元気でした (+_+) 

若葉も若さも、眩しい時期となりました。