戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

落とし物

午前中、キラキラしたものが博物館の周りで舞っていました。

ちょっと早い気もします。
もちろん積もるほどではなかったですが、
現実から目をそらしていると、タイヤが滑りそう・・・



昨日は、穏やかに晴れ、散策日和。
休みをとって知人と長野盆地の東側の里山へでかけました。

紅葉がちょうどよく、秋を楽しみました。


動物たちはこの時期、冬ごしの準備に忙しいようで、
赤い木の実に群れる小鳥たちや、
植物の種がたくさん入ったタヌキやテンのフンをあちこちでみかけました。



そんな中、クリの木の近くで見つけたのは、


(ペンが置いてあるところ・・・)



クマのフンです。

クリを食べていたようで、全然臭くありません。
しかもよく見ると、
クマの前足の跡が、ばっちりついています!


思いっきり踏みつけたようです。


「うわ!! 誰だよこんなところに落としたの!」
という声が聞こえてきそう・・・


でも考えてみると、フンに足跡と、ダブルの落とし物で、
けっこう貴重なものかも?
だいぶ固くなっていたので、
うまく剥がして持ち帰ることもできるのではないか
という気もしています。


持ち帰る準備をして、再チャレンジしてみようかな^^;