戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

春・・・

館内で通称「温室」に置いておいたサクラが咲き始めました。


一気に気分は春!
もう少し咲きそろったら玄関でお披露目させていただきます^^


定例の鬼無里点検に向かうと、途中の川沿いの崖が崩れていました。


まだ新しいのでしょう、雪の上に黒い土が生々しいです。
崩れやすい地質ですので、大雪の後の雪解けは要注意です。
これも一つの春の訪れ・・・



そして、ばたばたと企画展スタート!
新聞に紹介されている記事を、朝ホテルで読まれて、
バスを使って早速足を運んでくださった東京のかたもいらっしゃいました。
「天狗の麦飯」に興味があったそうです。


資料を提供して下さったボランティアさんもちょうど来館されたので、
戸隠での暮らしや竹細工について話がはずみました。
すっかり戸隠の魅力にはまってしまったようです。
使い込まれた蕎麦ざるを「鏡のように美しい!」と絶賛でした^^



そのボランティアさんは、
「これ(展示)をみたら、地元の衆がさらに家の宝をもってくるよ」
「終わるころには宝だらけだね」
と笑って行かれました。



温かいお言葉ありがとうございます。
そうなんです・・・
まだまだ展示が寂しいコーナーもあるので、
企画展の期間を通して、情報・資料 絶賛募集です^^