戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

記者会見に臨む…

昨日、市役所なるところへ赴き、記者会見に参加しました。

この夏に行われる企画展「恐竜たちがやってくる」の宣伝を行ってきました。

国立科学博物館とのコラボで行われ、

子育て恐竜として知られる「マイアサウラ(全長7m)」の実物標本、

1934年、当時日本領だった樺太(サハリン)産の恐竜「ニッポノサウルス」

等がやってくることをアピール!

その組立の様子も、マスコミ向けに公開することを宣言!



この会見の会場は市の職員でも、たまーにしかいかない場所です。

なかなか一般の方が入る場ではないので、

その実情をつぶさに観察しました。


会見場所には、長野市のロゴ入りの背景があります。

これも可動式のもので、とても軽いものでした。



当日は、多くのカメラもやってきていました。

場所取りは、早い者勝ちだそうです。

マイクもいっぱいあって、すごいです。


恐竜の模型をもっていこうか、と思いましたが、

大きさで勝負しようと、ゾウの大腿骨化石一本をもって行きました。

(私の画像は、大人の事情によりカット!)


その迫力が功を奏したのか、満足いくアピールができたと思います。

お隣に座っていた市長にも興味をもっていただけたようです。


会見後、記者たちの数名から質問攻めにあいました。


本物は、やはり人の心を捉えるのでしょう。

化石は重たいので駐車場から5階まで運ぶのに大変で、

しかも、不審者のように怪しまれながらの運搬でした。

でも、持って行ってよかった!苦労した甲斐がありました。