雨が多いせいか、草がよく伸びます。
団体さんが帰られた夕方、草刈りが行われました。
実習生も参戦です。
植え込みの中にはえてきた木や、絡んでいるつるも取り除きました。
そんな邪魔者あつかいのつるですが、
ちょうど花をつけているものがあったので、
ちょっとご紹介します。
かわいい花のヘクソカズラ。
それなのに、
「へ」と「くそ」が混ざったようなにおいだからと、不名誉な名前^^;
そこまでではないと思いますが・・・
こちらは「貧乏かずら」という別名をもつヤブガラシ。
どちらも強烈な藪をつくりそうなイメージからきた名前です。
花は地味ですが、よくみると雄しべをつけている花(右側)と
花弁も雄しべもないのに、真ん中の雌しべが伸びている花(左側)の
2種類が同居しています。
1つ1つの花は、咲いたときは花粉をだすオスの状態ですが、
次の日には雌しべを伸ばしてメスの状態になるそうです。
地味でも蜜をけっこう出すので、誘われてやってきたハチやアブが、
花粉をオスからメスへと運んでくれます。
嫌われ者の植物にも、よく見てみれば、面白い一面があるということで、
ご紹介しました^^
(自由研究ネタになる?)