戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

思い出

今日の博物館は、一時、もとの柵小学校に戻りました・・・



18年前の卒業生による、タイムカプセル開封のイベントが行われたのです!!

集まることができた10人ほどの卒業生の中には、
赤ちゃん連れのお母さんもいらっしゃいました^^



上にのっている石碑を移動させて、
慎重に掘り進めていくと、ビニールコーティングされた漬物樽が出現!



その中に、またしっかり封をした瓶、
いよいよタイムカプセル オープン!!

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しかし、残念なことに、これほど厳重な封だったのにかかわらず、
瓶の中は、水でたぷたぷ。
なぜ!?



写真や未来の自分あての手紙は、残念なことになっていました・・・;;



気をとりなおして、館内見学も。
卒業アルバムや文集をみながら、楽しい会話がはずんでいました。




大切な学び舎を、博物館として使わせてもらっています。


その一方、秋の天気に恵まれ、奥裾花へ地層観察にも向かいました。

長野市の最高峰、高妻山もくっきり!

お昼をいただいた、

食堂では奥裾花の秋の珍味を拝観させていただきました。


幻のキノコと呼ばれるツガタケ…

味も香りもマツタケ以上、レア度満点のキノコ!

この大きさはすごい!


昨日採ったというジバチ(クロスズメバチ)の巣…

幼虫を炒ったものをご馳走になりました。



秋の戸隠・鬼無里は紅葉にあわせて、いろいろなイベントがあります。

博物館に戻ると、市内で捕まえてきた「金ちゃん」で盛り上がる人々がいました。

謎の昆虫「金ちゃん」とは…



いろいろな虫がいます。

思い出に浸る人々、

地質や石ころに感動する人々、

へんなカメムシを発見して興奮する人々、



いろいろな人も集まる10月1日でした。