先日ご紹介した、中社の御神木の杉の枝ですが、
500年越えのうわさが伝わり、
同じ時に切った、他の枝も数えてほしい
とのご依頼をいただいてしまいました。
考えただけで、目が しばしば〜〜〜(=_=) です
今回のはきれいに輪切りにされ、専門の業者さんによって
表面が磨かれています。
御神木の杉でこんなにきれいになっていると、
もう ありがたい と拝むしかないです・・・
耳のように2つ飛び出ているのは、
傷んだ部分を覆うために、盛り上がって成長しているところ。
がんばって、自己修復をしている最中だったのです。
専門用語では「ラムズホーン(羊の角)」というそうですが、
ネコかタヌキか、という可愛らしさ。
さて、そんな輪切りと格闘して、年輪を数えた結果は
490+数年 !!
どうしてもはっきりしないところがあるので、推定が含まれますが、
なかなかしっかり値が出ました^^
そして、ラムズホーンができ始めたのは
72年ほど前からということがわかりました。
じつはこのご神木の隣の中社の社殿は、
ちょうどそのころ、終戦前に火災で燃えているのです。
この木と対になっていたもう1本の杉の大木も、
その火事が影響して倒れたことが知らています。
傷を負いつつ、その後も成長を続けていた500才にもなる大樹の枝。
本体の木の延命のために、今回切られる運命となりました。
現在、長期保存ができるよう、ひび割れ防止剤を浸透中です。
方法は、ストーブでの煮込みです^^
輪切りになっても長生き
となってくれることを期待しています・・・