戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

いろいろあって、みんないい!

今年も気が付けば、最終営業日!

明日からは年末・年始の休業に入ります。

 

この博物館も、いろいろありましたが、無事に年を越せそうです。

みなさんのおかげです。ありがとうございました。

 

今年で開館10周年、多くの方に館の存在を知っていただけたように思います。

 

突然、嵐のようにやってきた鶴〇師匠、

志の〇師匠をはじめ、荒〇宏さんやK書店の会長さんなどが来館!

開館10周年の新聞記事等の効果も加わり、来館者が増加しました (^_-)-☆

 

この館を目指してやってくる、遠方からのお客様が増えたような気がします。

 

6月末から10月まで、災害復旧工事で綾織橋が通行止めだったことにもめげず、

大勢の方にやってきていただきました。

 

保科五無斎生誕150周年、めざせ戸隠山!、石ころ展等の企画展も、好評でした。

「戸隠らしい博物館が、ここにはある!」と、このブログを読んで、

宣伝してくださる方も増えているようです。ありがたい、ありがたい!

 

保科の出身地、立科町の皆さんは、こんなカルタを作成しました。

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とても、よい企画です。

人人とのつながりが、150年後、こんな形でよみがえるなんて、楽しいです。

 

 

「平成」は来春4月末に終わるとの話で、とうとう平成最後の冬です。

午後から寒波の影響で、館の周囲でも雪が積もりはじめてきました。

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12月15日には、国道406号線の西組バイパスも開通しました。

祖山トンネル、渡土大橋が完成!

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下祖山での拡幅工事も始まりました。

博物館のまでのアクセスも向上することでしょう。

 

昨年の大雨で堆積した土砂の撤去も完了!

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「ん?」 よく見ると、川が運んだ地層が傾いているのを発見!

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泥を主体とした後背湿地の地層を切って、砂や砂利の地層がたまっています。

暖かくなったら、行って観察してみなくちゃ…

 

犬もあるけば棒に当たる!

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今年は報告できませんでしたが、

秋から冬にかけて「戸隠」についての楽しい発見が続いています。

とっ~てっ~もっ、おもしろいです。

このブログでも紹介していければなぁと思います。

来年もぜひ読んでいただき、山奥の博物館をめざして、

多くの方々がお出かけいただくきっかけになるよう祈願して、

今年の筆をおきたい(キーボードを打つのをやめる!)と思います。

「亥」年も、どうぞごひいきに…