戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

いよいよ…

明日から始まる春の企画展

その主人公は、こんな狂歌を詠んでいました


「今日よりは、金箔付きの ひのくるま(火の車)

            めぐりめぐりて 世をや渡らん」

長野県初の図書館をつくるために、筆や墨を売り歩くことを始める際に

筆をいれた木箱の蓋に記したものです…

覚悟の程が、この墨書から感じることができます。



そして、愛用の麦わら帽子…(こいつは麦わらの一味だったのか…)




彼の着た背広に羽織、新発見となる箸箱などなど…




彼の詠んだ狂歌は、ユーモアとペーソスがたっぷり!





そして、地道な調査で集めた「長野県地学標本」や「地質図」など…

こどもたちをこよなく愛したエピソードもたっぷり紹介!


明治時代を駆け抜けた、一人の男の生涯と業績を紹介します。


彼の名前は、保科百助(五無斎)…



ぜひ、一度ご覧あれ!