戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

けっこう大切

良いお天気が続いていますが、

朝の冷え込みは厳しいです。

一昨日の朝は車のガラスが霜で真っ白、

その上、がちがちに凍っていました!

 

まだありがたいのは昼間の日差しのぬくもりです。

百葉箱の温度計を見ると、午後1時過ぎで19度ありました。

 

こんなふうに、学校からの遺品で重宝している百葉箱ですが、

最近傷みが目立つようになりました。

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設置から30年近く、屋根がぼろぼろです。

11年前の博物館のリニューアル時以来の、ペンキ塗りとあわせて

補修を行おうという計画がたちました。

 

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屋根材を確認してみました。

このプロジェクトの進行状況は、また順次ご報告します!

 

別件ですが、戸隠高原の某所で保管されていた、小鳥の死体が届きました。

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秋に旅鳥として戸隠に2週間ほど滞在する、ムギマキです。

(麦の種を畑にまく時期に飛来する、という意味の名前だとか)

珍しさとかわいらしさから、バードウォッチャーに人気の鳥です。

 

戸隠ではよく赤い実をついばんでいる写真が撮られるので、

ちょうどあった、市販のドライフルーツを添えてみました。

(くちばしに対して実が大きすぎますね^^;)

 

そんな戸隠高原も、すっかり晩秋の装いです。

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雪が降る前に、戸隠でおいしい新蕎麦を食べつつ、

博物館へもぜひお立ち寄りください(^O^)/