戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

日々の雑感…

11月12日 

先月の台風19号の災害から1か月たちました。

寒くなってきました。避難所に暮らす人々は大丈夫だろうか?

心配であります。

 

当時、館周辺では何事もなかったのですが、

風で倒木や電線が切れて、職員の自宅では停電が発生…

電気が通じるまで丸三日間…

 

明かりがついたときホッとした感動が、かなり昔のように思えます。

 

人間はすぐに日常に慣れてしまうものだ、と反省…

 

逆に、それだけ便利になった社会を築いてきた、とも考えられます。

 

閑話休題

 

今日は、須坂市内の小学生が地層見学!

彼らがバスで通過した国道406号線の拡幅工事も進んでおり、

開通が楽しみです。(下はちょっと前の画像です)

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拡幅工事が進めば、戸隠への新たな道として、注目を集めることでしょう。

 

工事中に見ましたが、この道路の下には

たくさんの発泡スチロールが詰められていました。

 

人間はいろんなことにチャレンジし、今の社会をつくってきた…とも言えます

考えてみると、すごいことなのでしょう。

 

そんな中で、何かがあった時に、被害を減らす方向で物事を考えていきたい…

一人一人がそんなことを考えていけば、今後の災害に対応できるのではないか、

とも思います。

 

地質屋として、学芸員としての仕事が、その役にたつにはどうしたらよいのか、

悩みの多い日々でもあります。

 

今日は、まとまりませんが、雑感を書かせていただきました。(-_-)